(1) メトロノームクリックが合わないことを確認する
現状確認です。オーディオイベントとメトロノームクリックが合わないことを確認します。
- メトロノームクリックをオンにします①
- 再生します②してオーディオイベントとメトロノームクリックが合わないことを確認します
- 確認したら再生を止めておきます③
読み込んだインストや耳コピの元音源(以下『オーディオイベント』)とCubaseのメトロノームクリックが合わないのは何かと不便です。
とはいえ、オーディオイベントに一致するようにテンポトラックを手編集で作るのは結構面倒です。
ここではCubaseの「テンポ検出」を使って、オーディオイベントからテンポトラックを作ります。
Cubase 13 から変更されていない画面については「Cubase 13 操作ガイド」の画像を流用しています。
現状確認です。オーディオイベントとメトロノームクリックが合わないことを確認します。
Cubaseの機能である「テンポの検出」を使ってオーディオイベントからテンポ情報を作ります。
テンポの抽出精度は元となる音源(オーディオイベント)の状態によって変わってきます。
ビート感の強い音源のほうが正確に検出できる可能性が高くなると考えられます。
正確に検出できない場合は手編集することになりますが、この操作ガイドでは手編集の手順までは触れません。
Cubaseには「テンポ検出」で作成されたテンポトラックと拍子トラックとは別に「テンポトラックエディター」があり、どちらかといえばこちらがテンポおよび拍子コントロールのメインです。
細かい編集はこの画面を使うのが便利です。
Cubase 14 のテンポトラックエディターの画面は見にくくなりました。そのうち修正されるでしょうか...
『1. テンポトラックエディターの見た目』