header
header

5.読み込んだインストや耳コピの元音源からテンポトラックを作る - Cubase

Create a tempo track from the imported instrument or ear-copied original sound source

[所要時間の目安:10分]
〔初回掲載(暫定公開): 2024.4.29、最終更新: 2024.6.7

読み込んだインストや耳コピの元音源(以下『オーディオイベント』)とCubaseのメトロノームクリックが合わないのは何かと不便です。
とはいえ、オーディオイベントに一致するようにテンポトラックを手編集で作るのは結構面倒です。
ここではCubaseの「テンポ検出」を使って、オーディオイベントからテンポトラックを作ります。


(1) メトロノームクリックが合わないことを確認する
(2) オーディオイベントからテンポトラックを自動生成する
(3) 拍子の調整
(4) テンポトラックエディター
(5) プロジェクト画面のテンポトラックと拍子トラックを削除


(1) メトロノームクリックが合わないことを確認する

現状確認です。オーディオイベントとメトロノームクリックが合わないことを確認します。

  • メトロノームクリックをオンにします@
  • 再生しますAしてオーディオイベントとメトロノームクリックが合わないことを確認します
  • 確認したら再生を止めておきますB
メトロノームクリックが合わないことを確認


(2) オーディオイベントからテンポトラックを自動生成する

Cubaseの機能である「テンポの検出」を使ってオーディオイベントからテンポ情報を作ります。

  • 選択ツール(矢印)に持ち替えます@
  • オーディオイベントをクリックして選択状態にしますA
  • 「テンポの検出」を選びますB
  • テンポ検出パネルの「分析」Cをクリックすると処理が始まります
テンポの検出


  • 1/4拍子で拍子トラックが作成されます@
  • テンポトラックが作成A
  • テンポ検出パネルを閉じますB
テンポ検出結果


  • 選択ツールに持ち替えます@
  • 再生を開始してAオーディオイベントとメトロノームクリックが合っていることを確認します
  • Bのところには変動するテンポが刻々と表示されます
  • Cをクリックするとテンポトラックをオフにできます。オン/オフしてメトロノームクリックのタイミングを確認してみてください
テンポの抽出精度は元となる音源(オーディオイベント)の状態によって変わってきます。
ビート感の強い音源のほうが正確に検出できる可能性が高くなると考えられます。
正確に検出できない場合は手編集することになりますが、この操作ガイドでは手編集の手順までは触れません。
再生確認


(3) 拍子の調整

Cubaseはビートを検出して拍子を1/4で設定します。実際の曲の多くは1/4拍子ではないので、拍子の境界を見定めてその曲の拍子(例えば4/4拍子)を書き込む必要があります。

  • 横方向に拡大します@
  • ツールを鉛筆に持ち替えますA
  • 拍子トラックの小節の境界位置をクリックして拍子を打ち込みB、その曲の拍子に設定します
拍子の書き込み


  • 通して再生して小節位置に問題がない事を確認します
  • 途中で拍子が変わる曲の場合は必要な拍子を必要な箇所に打ち込む必要があります
拍子の確認


(4) テンポトラックエディター

Cubaseには「テンポ検出」で作成されたテンポトラックと拍子トラックとは別に「テンポトラックエディター」があり、どちらかといえばこちらがテンポおよび拍子コントロールのメインです。
細かい編集はこの画面を使うのが便利です。

  • 「テンポトラック」を選びます@
  • テンポトラックエディターの上部に拍子情報がありますA
  • 下はテンポ情報ですB
テンポトラックエディター


(5) プロジェクト画面のテンポトラックと拍子トラックを削除

プロジェクト画面上のテンポトラックと拍子トラックを削除してもテンポと拍子情報は残ります。
ここでは画面を広く使うためと不用意に触ってしまうことを避けるためにこれらを削除します。

拍子トラック削除
テンポトラック削除


プロジェクト画面上のテンポトラックと拍子トラックテンポとを削除してもテンポトラックエディターでみるとテンポと拍子情報が残っていることを確認します。

テンポと拍子情報は残る


このチャプターの最後に全体をとおして再生してここまでの作業結果を確認しておきます。

作業結果確認