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14. Control Roomを使ってモニターする - Cubase

Monitor using the Control Room function

[所要時間の目安:10分]
〔初回掲載(暫定公開): 2024.5.23、最終更新: 2024.6.7

ここまでCubaseを操作してきて、モニタリングの音量を調整するのにStereo Outのフェーダーを操作するのが面倒、とか、メトロノームクリックの音量を簡単に調整したいケースがあったと思います。
それらの問題はControl Roomという機能を使ってモニターすることで解決する場合があります。
ここではControl Roomを使えるようにします。


(1) 音声出力設定の変更
    A. オーディオコネクションの設定変更
    B. Control Roomの設定
(2) モニター音量の調整
(3) メトロノームクリック音量の調整


(1) 音声出力設定の変更

A. オーディオコネクションの設定変更

  • オーディオコネクションを開き@、「出力」AのStereo Outの設定を未接続に変更しますBC。未接続ではあってもStereo Outは必要なので削除せずに残しておく必要があります
  • 「Control Room」Dの定義を開き、オンにしますA
  • 何もない状態でオンEにするとモニターチャンネルが1つ作成されるので、オーディオデバイスとデバイスポートにこれまで「出力」設定していたものを設定しますF
オーディオコネクション


  • 右ゾーンの「CR」タブ@でControl Roomを開けます
  • Control Roomは別ウインドウとしても開けますAB。お好きな方を使えばよいと思います
コントロールルーム


B. Control Roomの設定

  • @をクリックすると下部に隠れている項目が表示されます
  • メトロノームクリックをオンにしますA
  • メトロノームクリックのメインスイッチはあくまでもBです。BがオンのときAがオンならControl Room経由のモニタリングにメトロノームクリックの音がミックスされるようになります。
    このためAは常にオンで良いと思います
コントロールルームの設定


(2) モニター音量の調整

  • @のツマミでモニターの音量を調整できます。このツマミはStereo Outの音量Aには影響せず、モニターの音量にのみ作用します
モニターボリューム


(3) メトロノームクリック音量の調整

  • @のツマミでメトロノームクリック音量の調整できます
メトロノームクリック音量