〔初回掲載: 2024.11.7、最終更新: 2024.11.12〕
2024年11月7日(木)スタインバーグが Cubase 14 のリリースをアナウンスしました。
同日17:00現在、Cubase 14の新機能、変更点に関する公式情報は上記ページとそこからリンクされている機能紹介動画(英語)がすべてのようです。
現時点では英語版マニュアルすら提供されていません
日本語マニュアルの提供はしばらく先になるでしょうけど、現時点では英語版マニュアルすら提供されていません。マニュアルが提供されれば「新機能」の章があるでしょうから、ある程度の情報は得られると思います。
- 2024年11月12時点で英語版のユーザーマニュアルが提供されていることを確認しました。もしかしたら当方の見落としだったかもしれません。
- 【Cubase 14 マニュアル】
- https://www.steinberg.help/v/u/cubase_pro_14_0_operation_manual_en.pdf
- https://www.steinberg.help/v/u/cubase_pro_14_0_plug-in_reference_en.pdf
- https://www.steinberg.help/v/u/cubase_pro_14_0_score_editor_en.pdf
目玉はこれ!?
おそらく Cubase 14 の目玉は下記の3の新機能だと思います。
- Modulators
- Pattern SEQUENCER
- Drum Track
関連記事
『Cubase 14 の Modurators の概説と簡単な使い方』
『Cubase 14 のパターンシーケンサー(Pattern SEQUENCER)の概説と簡単な使い方』
『Cubase 14 の ドラムトラック(Drum Track) と ドラムマシン(Drum Machine) の概説と簡単な使い方』
これらの機能でどんなことができるのか、どんな音が出せるのかは上記ページからリンクされている機能紹介動画(英語)が分かりやすいと思います。
ただ、既存のCubaseから見ても少々難解であり、どんな音が出せるのかはわかっても、マニュアルが提供されていない現時点でこれらを使うのはかなりハードルが高いと思われます。
あたらしいエフェクトプラグイン
新プラグインは動画を見ただけでもそこそこ使えると思います。動画を見てもらったほうが説得力があるので、ここではくどくど説明しません。
- SHIMMER
- STUDIO DELAY
- AUTO FILTER
- UNDERWATER
- VOLUME
関連記事
『Cubase 14 で新規追加になったエフェクトプラグインの使用感』
そのほか
そのほかにも下記の既存機能の拡充が動画で強調されています。
筆者はスコアエディターを使わないのでSCORE EDITORの機能拡充には興味ありませんが、ボリュームカーブの拡充は歓迎するし、MixConsoleの並びを変えられるようになったのはありがたいところでしょう。レンジツールの機能拡充も便利な場面がありそうです。
- SCORE EDITOR
- EVENT VOLUME CURVES
- MIXCONSOLE
- MEDIABAY
- RANGE TOOL
Cubase 14の第一報としてはこんなところでしょうか。個人的に興味深い機能機能については、おいおい記事を追加していきます。
関連記事
『Cubase 14 でのボリュームカーブ(Volume Curves)の編集機能の改善内容』
『Cubase 14 での範囲ツール(Range Tool)の改善内容』
『Cubase 14 での MixConsole の変更/改善内容』
『Cubase 14 でのそのほかの機能追加/変更/改善内容』
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