キーエディターにてペンツールでノートを書き込んだとき、極端に長いノートが書かれてしまう場合があります。
CubaseのMIDI編集画面にはベロシティと同様(「2.ペンで書き込む場合のベロシティ値の変え方」)に、ペンで書き込む際のノート長をあらかじめ設定できます。
キーエディターでは「ノート長のクオンタイズ(Length Quantize)」で挿入時ノート長を設定できます。
この項目はインストール時点では非表示になっているので表示させるにはツールバーの設定を変更する必要があります。
この挿入時ノート長は[Alt]+[1]〜[8]でショートカットが設定されているので、知らないうちに極端な値が設定されてしまう場合があります。
ちなみにこの「挿入時ノート長」はステップ入力の時にも使われます。
Cubaseには「ノート長のクオンタイズ」機能がありますが、ツールバーの項目名の通りノート長のクオンタイズにも使われます。
このノート長のクオンタイズは伸ばす方向にしか作用しないようです。このことは覚えておいた方が良いと思います。
なぜかドラムエディターのツールバーでは「ノート長のクオンタイズ」ではなく「挿入する長さ」となっており、ツールバーの設定では「ノート長」になっています。