キーエディターでのMIDIノートの編集については下記の記事に集約しています。
『CubaseでMIDIノートを書く、消す、切る、伸ばす、分割する、動かす、コピーする、くっつける』
このページはCubaseのキーエディター(Key Editor)に関するトピックを掲載します。
このページは下記の内容で構成します。
Cubase 11の最初からか途中のバージョンアップ時点からかは不明ですが、少なくとも現行Cubase(Cubase11)ではキーエディッターでノートをダブルクリックすると削除される仕様になりました。
従来のバージョンではノートエクスプレッションエディターが開いたので、はじめてこれを目の当たりにすると面食らってしまいます。
従来のようにダブルクリックでノートエクスプレッションエディターを開くにはキーエディッターパネルにて所定の機能をオンにする必要があります。
ちなみにこの機能はインストール後の状態ではオフになっています。個人的にはこれが納得いかないところではあります。
通常はトリム (Trim)はノートのお尻を揃えるために使えますが、[Alt]キーを押下しながら使うと頭を切ることができます。
これはギターのストロークの再現に使えるかもしれません。
ノートの色が表示されて音が鳴らない場合、パート(トラック上の器)から外れていることを示します。
プロジェクト画面に戻り、トラック上のパート(イベントの器)の右下を矢印ツールでクリックしながら右に延長することによって白いノートをカバーすると音が鳴るようになります。
情報ライン(Info Line)に表示されるノート情報は複数ノートが選択されている場合はオレンジ色(黄色?)で表示されます。表示されるのは最初のノート情報です。
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スケールアシスタント(キーエディター)
Cubase 11からキーエディターの縦幅を節約するために不要(?)なノートの表示を省く機能が追加になりました。
下の画像は鍵盤が表示されなくなったのではなく、黒鍵の表示が省略された状態です。
従来通り全てのノートを表示するには矢印が指すボタンをオフにします。
なお、この表示パターンは下図の黄四角の設定が影響します。
プロジェクトカーソルの進行とともにイベントが刻々と自動選択される場合、 これをやめたい場合はは「環境設定」の「編集操作」の「カーソル位置のイベントを自動的に選択 (Auto Select Events under Cursor)」のチェックを外します。
編集画面の右上に表示設定パネルがあります。画像は下ゾーンに表示されるキーエディターの場合です。
Cubase 13 でキーエディターのツールに範囲選択が加わりました。