Cubase にはクオンタイズにならんでスナップという重要な機能があります。
これはペンツールでのコードやMIDIイベントの書き込み位置やマウス・ドラッグ時のドロップ位置を小節やグリッドの位置に強制するものです。
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〔2019.06.10 新規掲載、2023.10.05 最終更新〕
キーエディターなどのMIDI編集画面にてノート(音符)を移動させたときに、他のノートが間を詰めるように、あるいは割り込むような感じで動いてしまうようになる場合があります。 これはスナップタイプ:シャッフルの場合の動きです。無意識のうちにスナップタイプを変えてしまった場合などに起こりえます。
これを元のように移動させたいノートだけが動くようにするためには、スナップタイプを「グリッド」に戻します。
スナップタイプ "イベント(Events)"は既存イベントの開始、終了位置に吸着します。
イベントの複写/移動を行うとき、別のイベントの頭もしくはお尻の位置に合わせたい場合に便利です。
スナップタイプ "カーソル(Cursor)"はプロジェクトカーソル(曲の進行に合わせて移動する縦棒のことです)の位置に吸着します。
イベントの複写/移動を行うとき、プロジェクトカーソルの位置に合わせたい場合に便利です。
スナップタイプを"イベント + グリッド + カーソル (Events + Grid + Cursor)"に設定しておくと便利かもしれません。