スタインバーグのWEBサイト等のCubase機能紹介などにあるGroove Agent SE(以下 GASE)の画像をみるとほぼ必ずといっていいほどドラムセットの絵が載ってます。
でも実際にGASEを起動してみるとドラムセットの絵は表示されず、いろいろなプリセットを呼び出してみても波形表示の画面の場合が多いと思います。
この記事ではそのあたりのことを簡単にまとめてみます。
〔2022.05.04 新規掲載、2022.05.04 最終更新〕
GASEは下記の二つのインストゥルメントを提供していおり、編集の仕方や提供機能に大きな違いがあります。
GASEを起動したときに最初に設定される初期状態のインストルメントはBeat Agent SEです。
一方、ドラムセットの絵を持つのはAcoustic Agent SEの方です。Acoustic Agent SEを使用するプリセットをロードしないとドラムセットの絵にはお目にかかれないわけです。このことがドラムセットの絵を見る機会が少ない理由だと思います。
プリセットの一覧をみても、それがAcoustic Agent SE(ドラムセットの絵がある方)かどうかを名称から判別することはできないようです。
ただし、Beat Agent SEとAcoustic Agent SEはライブラリが明確に分かれているので、明示的にライブラリを指定することでAcoustic Agent SEのプリセットを簡単にロードできます。
つまり波形表示部分をドラムセットの絵に変更できるか?ということですが、これはできないと思われます。
Acoustic Agent SEのドラムインストゥルメントのセットが2つあります。
一つは赤い胴の太鼓があるStudio Kit SE、もう一つは青い太鼓の"The Kit SE"です。これらはそれぞれライブラリが分かれています。