Cubase 13のインプットトランスフォーマーの開き方
Cubase 13ではインプットトランスフォーマーは下の画像の矢印のところから開きます。
1.インプットトランスフォーマーを開く
インプットトランスフォーマーはMIDIトラックやインストゥルメント・トラックのインスペクターから開きます。
設定の仕方は"全般(Global)"と"このトラックのみ(Local)"の2種類が用意されています。 今回は該当MIDIトラックだけに作用するように設定します。"このトラックのみ(Local)"を選択すると変換内容を設定するパネルが開きます。
2.インプットトランスフォーマーの設定
インプットトランスフォーマーはロジカルエディッターと同様に上段に条件を下段に処理内容を定義することになります。
ベロシティを1.5倍に変換する場合は画像のように設定します。
@ "+"ボタンをクリックして条件を一つ追加します。
A 変換対象のMIDIメッセージを"ノート"に設定します。
B "+"ボタンをクリックして処理を一つ追加します。
C 変換対象を「値2」とし、1.5を掛けるように設定します。
MIDIメッセージのタイプごとに値xなどのバリュー値が異なります。対応表は「1.MIDIデータのバリュー構成」を参照してください。
D 機能を「変換」に設定します。 E この例ではModule1というところに定義するため、これをオンにする必要があります。この設定はロジカルエディッターには無いものです。 設定は以上でOKです。この画面は閉じてしまっても構いません。
3.その他の設定例
このサイトではインプットトランスフォーマーの設定サンプルがあります。設定方法はロジカルエディッターも同じなのでロジカルエディッターの設定サンプルも参考になると思います。