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Cubaseのトランスポートの右にある小さい入出力メーターの見方

〔初回掲載: 2025.5.3、最終更新: 2025.5.3

Cubaseのトランスポートの右の方にMIDIやオーディオの入出力を示す小さなメーターがあります。 このメーターが何を示しているかを示します。


全体

1. MIDI 入力 (MIDI In Activity)
2. MIDI 出力 (MIDI Out Activity)
3. オーディオ入力 (Audio Activity)
4. オーディオ出力 (Audio Activity)

On the right side of Cubase's Transport panel, there are small meters that indicate MIDI and audio input/output. This explains what those meters represent.


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1. MIDI 入力 (MIDI In Activity)

MIDI 入力信号を表示します。具体的には「MIDIポートの設定」で I/O が「イン」として定義されているポートからMIDIメッセージの入力があることを示します。

MIDIキーボードやMIDIパッドなどのコントローラを繋いでいる場合はMIDIメッセージの受信に応じてメーターが上下します。

MIDIポートの定義(入力)


2. MIDI 出力 (MIDI Out Activity)

MIDI 出力信号を表示します。具体的には「MIDIポートの設定」で I/O が「アウト」として定義されているポートに対してMIDIメッセージを出力したことを示します。

外部のハードシンセサイザーやハードMIDI音源モジュールを鳴らす場合はMIDIメッセージの送信時にメーターが上下します。

ハードシンセサイザーやハードMIDI音源モジュールを使わないユーザーには無縁のメーターです。

MIDIポートの定義(出力)


3. オーディオ入力 (Audio Activity)

オーディオ入力信号を表示するものですが、実際にはオーディオコネクションの「入力」上で「デフォルト入力バス」として設定されているものが表示の対象です。

オーディオ入力


4. オーディオ出力 (Audio Activity)

オーディオ出力信号を表示するものですが、実際にはオーディオコネクションの「出力」上で「Main Mix」に設定されている出力バスが表示の対象です。

また、このメーターはCubaseがMain Mix(Ex.Stereo Out)に音声を出力していることを示すため、その先にあるオーディオ環境に不具合などがあって音が出ない場合にでもこのメーターは動きます。

例示しているオーディオコネクションの「出力」では「未接続」になっていますが、冒頭の意画像ではメーターは動きます。

なお、この例ではControl Roomでオーディオデバイスとデバイスポートを定義しています。

オーディオ出力


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