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Steinberg Built-In ASIO Driver - Cubase

〔初回掲載: 2024.11.11、最終更新: 2024.11.11

WaveLab 12 から、付属するWindows用の汎用ASIOドライバー(エミュレーター)がGeneric Low Latency ASIO Driverから Steinberg Built-In ASIO Driverに変更になったようです。Generic Low Latency ASIO Driverの後継ドライバーと考えてよいかと思います。

WaveLab 12のオペレーションマニュアルには以下のような説明が載っています。

Steinberg Built-in ASIO Driver
サンプリングレートの自動変換機能を備えた新しい Steinberg Built-in ASIO Driver を利用できるようになりました。「Steinberg Built-In ASIO Driver の設定 (Windows のみ)」 を参照してください。
補足
Windows のオペレーティングシステムでは、使用するハードウェア専用に開発された ASIO ドライバーからハードウェアにアクセスすることをおすすめします。ASIO ドライバーがインストールされていない場合は、オーディオハードウェアの製造者に利用できる ASIO ドライバーについてお問い合わせください。特定の ASIO ドライバーを利用できない場合は、Steinberg Built-In ASIO Driver を使用できます。
〔出典: WAVELAB PRO 12 オペレーションマニュアルから〕

2024年11月11日現在、Cubase 14のオペレーションマニュアルが提供されていませんが、リリースされればSteinberg Built-In ASIO Driverの記載が載ってくると思います。 ちなみにCubase 13のマニュアルではGeneric Low Latency ASIO Driverはありますが、Steinberg Built-In ASIO Driverの記載はありません。


1. Steinberg Built-in ASIO Driverのコントロールパネル
2. Steinberg Built-in ASIO DriverをCubase 13で使ってみる


It appears that the general-purpose ASIO driver (emulator) for Windows, included with WaveLab 12, has changed from the Generic Low Latency ASIO Driver to the Steinberg Built-In ASIO Driver. This may be the successor to the Generic Low Latency ASIO Driver.


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関連情報


1. Steinberg Built-in ASIO Driverのコントロールパネル

同じ条件でGeneric Low Latency ASIO DriverとSteinberg Built-In ASIO Driverを指定して、画面の内容を並べてみます。

「入力のレイテンシー」が違いますね。同じ条件でも両者では違いが出るようです。なぜでしょうかね。

コントロールパネル


ASIOドライバーの画面です。Steinberg Built-In ASIO Driverの方は入力ポートが表示されています。使える入出力ポートに違いが出るようです。

コントロールパネル2


コントロールパネルです。Steinberg Built-In ASIO Driverの方はシンプルになっています。マニュアルにある「サンプリングレートの自動変換機能...」の関連でしょうか。

コントロールパネル3


いずれにしても、Generic Low Latency ASIO Driverでは録音できないが、Steinberg Built-In ASIO Driverだとできる、といったことが起こることはあると思います。



2. Steinberg Built-in ASIO DriverをCubase 13で使ってみる

Cubase 13のオペレーションマニュアルにはSteinberg Built-in ASIO Driverの記載はありませんが、使用にあたって問題はないようです。

Cubase 13で使ってみる