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CubaseでMIDIノート(音符)を書く、消す、切る、伸ばす、分割する、動かす、コピーする、くっつける

Summarize how to edit MIDI events in CUBASE by dividing them into writing, erasing, cutting, stretching, dividing, moving, copying, and gluing.

〔初回掲載: 2024.4.9、最終更新: 2024.6.28

MIDIイベントのなかで重要なMIDIノートの編集を、書く、消す、切る、伸ばす、分割する、動かす、コピーする、くっつける、に分けて操作方法をまとめます。

概要

スナップについて
1. MIDIノートを書く
2. MIDIノートを消す
3. MIDIノートを切る(縮める)、伸ばす
4. MIDIノートを分割する
5. MIDIノートを動かす
6. MIDIノートをコピーする
7. MIDIノートをくっつける(一体化する)



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スナップについて

MIDIノートの編集ではスナップという機能によってグリッド(縦線)に拘束されます。
思いどおりの位置に書いたり、移動したりできない場合はスナップを一時的にオフにしたり、設定値を変更する必要があります。

@ スナップのオン/オフ
A グリッドの間隔
B クオンタイズ値
スナップ


1. MIDIノートを書く

MIDIノートを書き込むには鉛筆ツールに持ち替えて【@】、書きたい位置をクリックします【A】。
すぐにやり直す場合は[Ctrl]+[Z]でUnDoできます。

関連情報
Cubaseで鉛筆ツール(ペンツール)でMIDIノートを書き込む場合のベロシティとノート長の初期設定値を変えるには
MIDIノートを書く


2. MIDIノートを消す

MIDIノートを消すには消しゴムツールに持ち替えて【@】、消したいノートをクリックします【A】。
オブジェクトの選択ツールの状態ならダブルクリックでも消せます【BC】。
矩形選択し複数のノートを[Delete]キーでまとめて消すこともできます【DE】。
消さずにミュートして残しておく方法もあります【FG】。

MIDIノートを消す


3. MIDIノートを切る(縮める)、伸ばす

オブジェクトの選択ツールでノートの始点または終点をドラッグして長さを変えられます【@AB】。
ノートを選択してカーソル左右キーでノートの長さを伸ばせます【CDEF】。
ノートを選択してカーソル左右キーでノートの長さを縮められます【CDGH】。
情報ラインを直接編集することでノートの長さを数値で変えられます【IJ】。
トリムツール(ナイフ)でノートの後方【12】または前方【13】を切除できます。

MIDIノートを切る(縮める)、伸ばす


4. MIDIノートを分割する

分割ツール(はさみ)【@】でクリックすると【A】、対象ノートが2つに分かれます。
複数のノートを選択しておくと、選択したノートがクリック【B】した位置で2つに分かれます。 スプリットツールのままで複数ノートを矩形選択可能です。

MIDIノートを分割する


5. MIDIノートを動かす

オブジェクトの選択ツール(矢印)に持ち替え【@】、必要なら矩形選択で複数ノートを選択【A】、適当なノートをクリックしてドラッグ【B】すれば上下左右に移動できます。
カーソルキーでも選択ノートを移動できます【C】。
同様のことは情報ラインを直接編集することでも行えます【DE】。 複数ノートを選択している場合、情報ラインを直接編集は差分を維持したままの変更になり、[Ctrl]を押しながら変更すると該当項目が同じ値で更新されます。

MIDIノートを動かす


6. MIDIノートをコピーする

オブジェクトの選択ツール(矢印)に持ち替え【@】、必要なら矩形選択で複数ノートを選択【A】、適当なノートをクリックして[Alt]キーを押しながらドラッグ【B】すれば上下左右に複写できます。
[Ctrl]+[D]で選択中のノートを後方に複製できます【C】。

MIDIノートをコピーする


コピー&ペーストについて

[Ctrl]+[C]で選択中のノートがクリップボードに入ります。
クリップボードからのペーストは[Ctrl]+[V]ですが、ペースト位置はプロジェクトカーソル位置の同じ音高になります。



7. MIDIノートをくっつける(一体化する)

のりツール【@】を使うことで右隣にあるMIDIノートをくっつけて一体化できます【A】。
のりツールのままで複数ノートの矩形選択が可能です【B】。複数ノートの場合は選択中の同じピッチのMIDIノートを一体化します【C】。

MIDIノートをくっつける(一体化する)