MIDIイベントのなかで重要なMIDIノートの編集を、書く、消す、切る、伸ばす、分割する、動かす、コピーする、くっつける、に分けて操作方法をまとめます。
MIDIノートの編集ではスナップという機能によってグリッド(縦線)に拘束されます。
思いどおりの位置に書いたり、移動したりできない場合はスナップを一時的にオフにしたり、設定値を変更する必要があります。
MIDIノートを書き込むには鉛筆ツールに持ち替えて【@】、書きたい位置をクリックします【A】。
すぐにやり直す場合は[Ctrl]+[Z]でUnDoできます。
MIDIノートを消すには消しゴムツールに持ち替えて【@】、消したいノートをクリックします【A】。
オブジェクトの選択ツールの状態ならダブルクリックでも消せます【BC】。
矩形選択し複数のノートを[Delete]キーでまとめて消すこともできます【DE】。
消さずにミュートして残しておく方法もあります【FG】。
オブジェクトの選択ツールでノートの始点または終点をドラッグして長さを変えられます【@AB】。
ノートを選択してカーソル左右キーでノートの長さを伸ばせます【CDEF】。
ノートを選択してカーソル左右キーでノートの長さを縮められます【CDGH】。
情報ラインを直接編集することでノートの長さを数値で変えられます【IJ】。
トリムツール(ナイフ)でノートの後方【12】または前方【13】を切除できます。
分割ツール(はさみ)【@】でクリックすると【A】、対象ノートが2つに分かれます。
複数のノートを選択しておくと、選択したノートがクリック【B】した位置で2つに分かれます。
スプリットツールのままで複数ノートを矩形選択可能です。
オブジェクトの選択ツール(矢印)に持ち替え【@】、必要なら矩形選択で複数ノートを選択【A】、適当なノートをクリックしてドラッグ【B】すれば上下左右に移動できます。
カーソルキーでも選択ノートを移動できます【C】。
同様のことは情報ラインを直接編集することでも行えます【DE】。
複数ノートを選択している場合、情報ラインを直接編集は差分を維持したままの変更になり、[Ctrl]を押しながら変更すると該当項目が同じ値で更新されます。
オブジェクトの選択ツール(矢印)に持ち替え【@】、必要なら矩形選択で複数ノートを選択【A】、適当なノートをクリックして[Alt]キーを押しながらドラッグ【B】すれば上下左右に複写できます。
[Ctrl]+[D]で選択中のノートを後方に複製できます【C】。
[Ctrl]+[C]で選択中のノートがクリップボードに入ります。
クリップボードからのペーストは[Ctrl]+[V]ですが、ペースト位置はプロジェクトカーソル位置の同じ音高になります。
のりツール【@】を使うことで右隣にあるMIDIノートをくっつけて一体化できます【A】。
のりツールのままで複数ノートの矩形選択が可能です【B】。複数ノートの場合は選択中の同じピッチのMIDIノートを一体化します【C】。