1. トラック追加からパートを開くまで
この記事では HALion Sonic 7 のライブラリー「ICONICA Sketch」にある「Vioras(ビオラ)」を使うことにします。
この部分は特に普段と違う操作はありません。
パートをダブルクリックしてキーエディターを開きます。下ゾーンではなくウインドウで開いたほうが良いと思います。
2. エクスプレッションマップの作成
- ① キーエディターのインスペクターの「エクスプレッションマップ」にあり「+」をクリックします
- ② 「キースイッチを読み込み」にチェックがあることを確認してエクスプレッションマップを追加します
- ③ エクスプレッションマップが作成されます。ここでの設定は不要です
3. キーエディターの設定
- ① 作成したエクスプレッションマップが設定されていることを確認します
- ② コントローラーレーンの表示を「アーティキュレーション」に変更します
- ③ 「すべてのグループを展開」をクリックします(あらかじめクリックされた状態かもしれません)
- ④ 打ち込みの前でも鉛筆ツールでアーティキュレーションを書き込めます
すべてのグループを折りたたむと画像のような表示になります。
アーティキュレーションのタイプが四分音符のものはノートを打ち込んだ後に書き込む必要があるようです。
4. アタックコンプとセパレーション
アーティキュレーションのアタックタイムを補正やキースイッチとノートの間隔調整は以下のようにします。
- アタックコンプ (アタック補正, Attack Compensation)
- 「コンプ」という和訳はいかがなものでしょう。コンプレッサーと混同しそうです。
- ノートが目的の位置でピーク振幅に達するように、ノートをどれだけ早くトリガーするかを指定できます。これにより、アーティキュレーションのアタックタイムを補正するために、対応するノートイベントが自動的に調整されます。
- セパレーション(Separation)
- ノートイベントのどれくらい前にキースイッチを送信するかを指定できます。







