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Cubase 15 新機能『プラグインのユーザーインターフェース・スケーリング』ついて

プラグインパネルの拡大/縮小

〔新規掲載: 2025.11.20、最終更新: 2025.11.20

Cubase 15 の新機能『プラグインの UI スケーリング (User Interface Scaling) 』に関するトピックをまとめます。

一言で言えば「プラグインのパネルの拡大/縮小表示」です。


1. 何ができる?
2. どうやって使う?
3. 何に対して効く機能?
4. どこまで有効?有効な範囲は?

Cubase 15 New Feature: “Plugin UI Scaling”

This article summarizes the new Cubase 15 feature “Plugin UI Scaling.” In simple terms, this function allows you to enlarge or reduce the display of plugin effect panels.


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1. 何ができる?

プラグインのパネルを拡大/縮小できます。


拡大/縮小


2. どうやって使う?

プラグインの「機能」メニューの User Interface Scaling で拡大/縮小率をパーセンテージで指定します。


設定


3. 何に対して効く機能?

この機能は付属プラグインに提供されます。

エフェクトプラグインだけでなく Groove Agent SE 6 にも提供されていますが、今のところ、その他の付属 VST インストゥルメントには提供されていないようです。

今後、提供範囲が広がるのかもしれません。

ちなみに同じくCubase 15 から新しく提供された OmniVocal Beta にこの機能は提供されていません。


Groove Agent SE 6


4. どこまで有効?有効な範囲は?

ここで指定する拡大/縮小率はプラグインごとに保持され、別スロットおよび別トラックにインサートする同じプラグインにも適用されます。

もちろん、同じプラグインであってもスロット、トラックごとに別の拡大/縮小率を設定できます。

この拡大/縮小率はプロジェクトを終了させても保持されます。

例えば....

あるプロジェクト(A)のあるトラックで Compressor を挿し、+50%に設定したとします。このプロジェクトを閉じて新しく別のプロジェクト(B)を作ったとします。

プロジェクトBのトラックに Compressor を挿すと最初から+50%が適用されます。もちろんこれは変更可能です。



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