Cubase に付属するソフト音源である HALion Sonic SE は基本的にはプレイバック・サンプラーですが、ある程度は音色編集が可能です。
このページではHALion Sonic SE での音づくり(音色編集)に関するトピックをいくつか紹介します。
この記事は以下の内容で構成しています。
〔2022.10.30 新規掲載、2022.10.30 最終更新〕
画像のAをオンにすると HALion Sonic SE 全体のエフェクトをオフにできます。
リバーブはオフになりますが、他のエフェクトもオフになるので注意が必要です。ディレイなどエフェクトで音づくりしているような音色の場合は音が大きく変わってしまう場合があります。
また、音色によってはクイックコントロール(画像のB)でリバーブバランスを調整できるものがあります。
この調整項目は音色によって違うので、音色によってはリバーブをオフにできない場合もあります。
少しアタックを遅くしたい、音の立ち上がりを早くしたい、減衰を早くしたい(リリースカット?)等のようにアンプ・エンベロープを少し変えたいケースはあるものです。
「EDIT」ページではその音色のパラメータの一部を変更できます。ここで用意されている各種のつまみ位置は相対的なものです。0はプリセットから変更しないことを示し、これが[EDIT]パネルでの初期値です。例えばアタックを遅くしたい場合は+方向に回します。
「EDIT」ページのレイアウトや調整項目は音色によって異なります。
HALion Sonic SEでは各スロットの受信MIDIチャンネルを同じにすることで音色を重ねることができます。
設定によって単純なレイヤー、ベロシティスイッチ、スプリットなどが可能になります。