1.どんなときに解除するか(解除のメリット)
MIIDIキーボードを使った打ち込みの時点ではレイテンシーの問題なかったのに、ミキシング作業にて一通りのプラグインを刺した後に部分的な再打ち込みを実施するときに過大な遅延に遭遇することがありまします。
こんなとき、遅延の原因となっているトラックとプラグインを特定するのが面倒なときは「プラグインディレイ補正」を一時的に解除するのが手っ取り早いです。ただし打ち込み後は戻すことを忘れずに。
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2.解除するとどんな問題が起きるか(解除のデメリット)
Cubaseが行う「プラグインディレイ補正の解除(Constrain Delay Compensation)」は補正を止めて各トラックをバラバラに再生するわけではなく、遅延の要因になっているプラグインを完全に停止(バイパスではありません)させます。
このため、主にダイナミックス系の一部のプラグインがオフなり、使えないということが起きます。
逆に言えば、主にダイナミックス系などの一部のプラグインがオフなり、使えないくなったときはプラグインディレイ補正が解除されていないかを疑ってみれば良いと思います。