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オーディオ編集 - Cubase

このページはCubaseでのオーディオ編集の全般的な事柄に関するトピックを掲載します。

このページは下記の内容で構成します。

1.コピーしてピッチ変更したのに元のトラックも変わってしまう

〔2020.3.23 新規掲載、2020.3.23 最終更新

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1.コピーしてピッチ変更したのに元のトラックも変わってしまう

オーディオトラックを複製した場合、Cubaseは可能な限りコピー元のオーディオデータを使いまわそうとします。 新しく複製したトラックとコピー元のトラックの両方がプール内の同じオーディオファイルを共有して使うわけです。

複製して作った新トラックのイベントをVariAudioでのピッチ補正などで変更しようとした場合、コピー元のトラックへの影響を避けるために、Cubaseは下ようなダイアログ(設定画面)を出します。

DialogLibrary Manager

「新規バージョン」を選ぶと、Cubaseはオーディオファイルのコピーを作成し、それに対して変更を適用します。Cubaseはこれによって複製元トラックへの影響を避けます。
一方、「続行」を選ぶと共有したままの状態でデータに変更を適用してしまうため、複製元トラックにも影響が及びます。
なお、このダイアログにて一度「今後、確認メッセージを表示しない」をチェックしてしまうと、Cubaseはそれ以降はダイアログを出すことなく先の選択結果(この場合は「新規バージョン」)を適用します。

このような共有オーディオファイルを編集しようとした場合のCubaseの振る舞いは、環境設定>編集操作>Audio にて確認および変更できます。

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