Cubaseのメトロノームクリックの基本的な考え方
Cubaseのメトロノームクリックの基本的な考え方は以下の通りです。
- ・メトロノームクリックの詳細設定とオン/オフ スイッチは別になっている
- ・コントロール・ルーム・ミキサーには通常のオン/オフに加えて別のオン/オフ スイッチがある
- ・カウントインは停止状態からの録音時のみ
- ・簡単にメトロノームクリックをオーディオトラックにレンダリングできる
Cubaseでは停止状態からクリック音を伴って指定した小節数を経て録音を開始する行為をカウントイン(Count-In)と呼んでいます。 プリカウントという用語は使用されていないし、プリロールは少し違う動作のことを指しています。 そのため、ここでも『カウントイン(Count-In)』を使います。
1.メトロノームクリック、カウントインのオン/オフ
メトロノームクリックのオン/オフ スイッチは下図@のところにあります。 コントロール・ルームを使っている場合は@に加えてAもオンにしておく必要があります。
画面上に該当ボタンが無い場合はCに示す余白を右クリックして、「クリック&カウントイン&クリックパターン」にチェックを入れます。
カウントインのオン/オフ スイッチは下図Bです。@のみが表示されている場合は隠れている場合があります。Dを何度かクリックすると表示されると思います。
2.カウントインの小節数の設定
カウントインの小節数は下図@の丸で囲んだところにあります。
またAにチェックを入れることによってカウントインをオンにできます。ひとつ前の画像のBと同じです。 もう一点。Bを選ぶとメトロノームクリックをオンにできます。ひとつ前の画像の@と同じです。
3.メトロノームクリックをオーディオトラックにレンダリングする
メトロノームクリックは下図のように簡単にオーディオトラックにレンダリングすることができます。
拍子トラックを作ります(@)。拍子トラックにて「ロケーター間のオーディオクリックをレンダリング」を選びます(A)。オーディオトラックが作られ、クリックがレンダリングされます(B)。
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