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フットスイッチで録音を開始する方法|MIDI Remote の設定を一から解説 - Cubase

〔初回掲載: 2025.6.29、最終更新: 2025.6.29

Cubaseでフットスイッチを録音ボタンとして使う方法を解説。MIDI Remoteを使った設定手順を初心者にもわかりやすく紹介します。設定するのはボタンが一つだけなので内容は極めてシンプルですが、一から自分で設定する流れを示します。

フットスイッチはMIDIキーボードに繋いだサステインぺダルを使います。サステインぺダルはMIDIキーボードとして使用しているシンセサイザーに繋がっています。 作成するMIDIコントローラースクリプトはボタンが一つだけのシンプルなものです。

なお、サスティンペダルに録音ボタンを割り当てるとサスティンとしては機能しなくなります


全体

1. MIDIコントローラーサーフェスを作る
2. MIDIコントローラーサーフェスにボタンを定義する
3. マッピングアシスタントでCubaseの機能の割り当てる
4. テスト
5. スクリプトの各種操作
6. 補足: 録音ボタン押下時の動作について

How to Start Recording with a Footswitch in Cubase Using MIDI Remote

Learn how to assign a footswitch as a record trigger in Cubase using MIDI Remote. A step-by-step guide for beginners and advanced users alike.


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1. MIDIコントローラーサーフェスを作る

  • 下ゾーンの"MIDI Remote"タブを選びます①
  • 画面を大きく使うために下ゾーンからウインドウに移行します②
MIDI Remote


  • MIDIコントローラーサーフェスを作る(追加する)ために"+"をクリックします①
  • MIDIコントローラーのメーカー、モデル、スクリプトクリエーターを入力します。ここではとりあえず"TEST.."としておきます④⑤⑥
  • メーカー名は②でリストを開き、「メーカーを追加」③を選ぶと④に入力できるようになります
  • 次にMIDIポートを指定します。この例ではシンセサイザーに繋がっているサスティンペダルなので、シンセが繋がっているMIDIポートを指定します⑦⑧
  • 最期に「MIDI コントロールサーフェスを作成」をクリック⑨してMIDIコントロールサーフェスエディターを開きます
MIDIコントロールサーフェスエディター


2. MIDIコントローラーサーフェスにボタンを定義する

  • MIDIコントローラーサーフェスにボタンを一つ配置して、そのボタンにコントロールチェンジ64番(サスティン)を割り当てます
  • 具体的にはボタンを選び①、フットスイッチを踏むだけです②。CC64が割り当たったボタンが一つ作成されます③
  • 次にこのボタンにCubaseの動作を割り当てるために「マッピングアシスタントへ移動」④をクリックします
スクリプト


3. マッピングアシスタントでCubaseの機能の割り当てる

  • この例のサーフェスはボタンが一つだけですが、選択状態にする必要があります①をクリックします
select button


  • ①にCubaseの機能を割り当てることになりますが、録音ボタン②を右クリックして「MIDIリモートマッピング用に選択:録音」を選びます③
  • ④に録音ボタンが表示されます。「マッピングを適用」⑤をクリックすると割り当てが適用されます⑥
cubase function


4. テスト

  • プロジェクト画面に戻ってフットスイッチを踏んで①、録音状態になること確認します②
testing


5. スクリプトの各種操作

  • スクリプトの各種操作はMIDI Remoteマネージャー①で行います
  • MIDI Remoteマネージャーの「MIDIコントローラー」タブ②ではモデルやMIDIポートの情報が表示されます
  • 「スクリプト」タブ③ではスクリプトの保存や一時的な非活性化などが行えます
スクリプト


  • 「スクリプトを書き出し」で作成したスクリプトの内容を保管できます①
  • 一時的に非活性化する場合は②を使います。再活性化も同じボタンをクリックします
  • スクリプトをCubaseから除去するには③をクリックします。ここで除去されるのは.jsonというファイルです。.midiremoteは削除されません
  • 除去後に再び利用したい場合は①で書き出した.midiremoteファイルイを④から読み込むことになります
スクリプトの操作


6. 補足: 録音ボタン押下時の動作について

録音ボタン押下時の動作は共通録音モード①の設定に従います。このページの例は「パンチイン/アウト」②を選んだ場合を想定しています。 「リレコードを選んだ時の動作がトランスポートの録音ボタンを押したときと違うことを付記しておきます。原因はこのページを作っている時点では不明です。

共通録音モード


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