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ロジカルエディターを使わずにMIDIのモジュレーション(CC1)を一括削除する- Cubase

〔初回掲載: 2024.9.26、最終更新: 2024.9.26

インストルメントトラックやMIDIトラックに書きこまれているMIDIのモジュレーション(コントロールチェンジのコントロール番号1、CC1, CC#1)をロジカルエディターを使わずに一括削除する方法を示します。


1. キーエディターのコントローラーレーンで削除する
2. 「コンティニュアスコントロールデータを削除」を使う【要注意】
3. 「すべてのコントロールデータを削除」を使う【要注意】

This guide shows how to delete MIDI modulation (Control Change number 1, CC1) written in Instrument or MIDI tracks in bulk, without using the Logical Editor.


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1. キーエディターのコントローラーレーンで削除する

編集対象のパートを選択し①、キーエディターを開きます。

コントローラーレーンで削除する(1)

ツールを範囲選択に持ち替えます①。範囲選択ツールでModulationのコントローラーレーンをなぞって選択状態にします②。

[Delete]キー③を押すとModulationのデータが削除されます④。

コントローラーレーンで削除する(2)


2. 「コンティニュアスコントロールデータを削除」を使う【要注意】

「MIDI」 > 「機能 (Functions)」 > 「コンティニュアスコントロールデータを削除 (Delete Continuous Controllers)」を使う方法もありますが、モジュレーション以外のデータも削除されることに注意が必要です。画面に表示されていないものも削除対象になります。

マニュアルでは下記のように説明されています。

「コンティニュアスコントロールデータが自動的に削除されます。ただし、サステインペダルのイベントなどのオン/オフイベントは保持されます。」
コンティニュアスコントロールデータを削除


3. 「すべてのコントロールデータを削除」を使う【要注意】

類似機能に「MIDI」 > 「機能 (Functions)」 > 「すべてのコントロールデータを削除 (Delete Controllers)」という機能もありますが、これはコントロールチェンジがすべて削除されてしまいます。画面に表示されていないものも削除対象になります。

マニュアルでは下記のように説明されています。

「コントロールデータが自動的に削除されます。」
すべてのコントロールデータを削除