Cubaseと付属プラグインだけでテープストップのような効果をかける方法を考えてみます。
- LoopMash FX を使ったサンプル: sample_loopmashfx.mp3
- Cubaseに付属するプラグイン:LoopMash FX には Tape Stop という機能があります。 自由はきかないものの、簡単に効果を得られます。
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- FX Modulator を使ったサンプル: sample_fxmodulator.mp3
- Cubaseに付属するプラグイン:FX Modulator の場合は Pitch Shift 機能を使うことで、テープストップっぽい効果を得られます。
ある程度の自由は聞きますが、効果が浅く、ストップするまでいきません。テープストップとは言い難いかもしれません。
効果を掛けたいトラックにCubaseに付属する LoopMash FX をインサートします。
演奏して楽しむ際はLoopMash FXのボタンを直接のマウスクリックすれば良いですが、複数のボタンを同時にクリックしたい場合もあるため、MIDI鍵盤などで操作できるようにします。
MIDIトラックを作り、送信先をLoopMash FXに設定します。これにより、LoopMash FXの効果の操作をMIDIトラックで打ち込むことができます。
サンプルではTape Stopの直後に音声をミュートするように打ち込んでいます。
効果を掛けたいトラックにCubaseに付属する FX Modulator をインサートします。
FX Modulatorを効果をPitch Shift、MIDI鍵盤などで操作できるように設定します。
効果のトリガーを送信するためMIDIトラックMIDIトラックを作り、送信先をFX Modulatorに設定します。これにより、任意の鍵盤を押せばFX Modulatorの効果が発動するようにMIDIトラックに打ち込むことができます。
サンプルではピッチが下がり切った後にオートメーションで音量を絞るようにしていますが、残念ながらあまりTape Stopっぽくは聞こえないですね。