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Cubaseだけでテープストップのようなエフェクトをかける

Apply effects like tape stop only in Cubase

LoopMash FX and FX Modulator

〔初回掲載: 2024.3.16、最終更新: 2024.3.16

Cubaseと付属プラグインだけでテープストップのような効果をかける方法を考えてみます。

LoopMash FX を使ったサンプル: sample_loopmashfx.mp3
Cubaseに付属するプラグイン:LoopMash FX には Tape Stop という機能があります。 自由はきかないものの、簡単に効果を得られます。
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FX Modulator を使ったサンプル: sample_fxmodulator.mp3
Cubaseに付属するプラグイン:FX Modulator の場合は Pitch Shift 機能を使うことで、テープストップっぽい効果を得られます。
ある程度の自由は聞きますが、効果が浅く、ストップするまでいきません。テープストップとは言い難いかもしれません。

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1. LoopMash fxを使う場合

効果を掛けたいトラックにCubaseに付属する LoopMash FX をインサートします。

オーディトラックの設定


演奏して楽しむ際はLoopMash FXのボタンを直接のマウスクリックすれば良いですが、複数のボタンを同時にクリックしたい場合もあるため、MIDI鍵盤などで操作できるようにします。
MIDIトラックを作り、送信先をLoopMash FXに設定します。これにより、LoopMash FXの効果の操作をMIDIトラックで打ち込むことができます。
サンプルではTape Stopの直後に音声をミュートするように打ち込んでいます。

トリガー用MIDIトラックの設定


2. FX Modulatorを使う場合

効果を掛けたいトラックにCubaseに付属する FX Modulator をインサートします。

オーディトラックの設定


FX Modulatorを効果をPitch Shift、MIDI鍵盤などで操作できるように設定します。

FX Modulator


効果のトリガーを送信するためMIDIトラックMIDIトラックを作り、送信先をFX Modulatorに設定します。これにより、任意の鍵盤を押せばFX Modulatorの効果が発動するようにMIDIトラックに打ち込むことができます。
サンプルではピッチが下がり切った後にオートメーションで音量を絞るようにしていますが、残念ながらあまりTape Stopっぽくは聞こえないですね。

トリガー用MIDIトラックの設定