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Cubaseのトラックインストゥルメントとラックインストゥルメントの違いと使い分け

What is the difference between track instruments and rack instruments in Cubase, and how to use them properly?

〔初回掲載: 2024.3.14、最終更新: 2024.3.14

CubaseではソフトMIDI音源(VST インストゥルメント、バーチャルインストゥルメント、ソフトシンセなど言い方それぞれ)の使い方を「トラックインストゥルメント」と「ラックインストゥルメントと」の2つに分類しています。

1. どこが違うか
2. どう使い分けるべきか



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1. どこが違うか

トラックインストゥルメントとラックインストゥルメントは「スタジオ>VSTインストゥルメント」で分けて管理されています。

VSTインストゥルメント


トラックインストゥルメント: Track Instrument
Cubaseはインストゥルメントトラックで使用されているものはトラックインストゥルメントとして管理されています
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ラックインストゥルメント: Rack Instrument
Cubaseはどのインストゥルメントトラックでも使用されていないものをラックインストゥルメントとして管理しています


2. どう使い分けるべきか

ぶっちゃけ、今となってはラックインストゥルメントを積極的に使う理由は見当たらないと筆者は考えています。
どのバージョンまでだったかは覚えていませんが、昔はMIDIトラックからトラックインストゥルメントにMIDI情報を送ることができませんでした。そのため、HALion Sonicなどのマルチティンバー音源の複数のスロットをはラックインストゥルメントをとして立ち上げる必要がありました。でも現在はそのような制約はありません。

HALion Sonic 7