この記事は共有コピーと独立コピーに関するトピックを示します。
〔2023.03.17 新規掲載、2023.03.17 最終更新〕
オーディオイベントの場合は反復複製 (Repeat)で「共有コピー」のチェックを入れても、入れなくても共有コピー(Shared Copy)で複製されています。このとき"="マークが付きません。
共有コピーで"="がつくのはMIDIイベントの場合、つまりMIDIトラックまたはインストメントトラック上のイベントの場合です。
このことはオペレーションマニュアルにも記載されています。
Cubaseは基本的にはオーディオイベントの場合は共有コピー(共有クリップ)、MIDIイベントの場合は独立コピー(Real Copy)を行うように作られているようです。
共有コピーから独立コピーへは 「独立コピーに変換 (Convert to Real Copy)」で変換できます。
この機能はオーディオイベントの共有クリップの場合も使えます。
イベント右端の真ん中のハンドルを[Shift]キーを押しながら右方向にドラッグすると共有コピーが連続して作成されます。
[Shift]を押さない場合は独立コピーとなります。
オーディオイベントの場合は[Shift]キーにかかわらず、常に共有コピーになります。
作成済みの共有コピーをドラッグすれば共有コピーのままで別のトラックにコピーできます。
また、[Alt]を押しながらイベントをドラッグし、マウスボタンを離す前に[Shift]を押せば、独立コピーから共有コピーを作ることできるようです。