header
header

オーディオの無音部分を削除する - Cubase

Detect Silence and Strip Silence

この記事ではオーディオの無音部分を一括で削除する機能を紹介します。
使用するのは「無音部分の検出 (Detect Silence)」にある「無音部分を削除 (Strip Silence)」です。

1. 無音部分を削除 (Strip Silence)
2. イベントを動かしにくくなるので要注意
3. 結局は手で削除したほうが良い!?

〔2023.03.12 新規掲載、2023.03.12 最終更新


icon

1. 無音部分を削除 (Strip Silence)

対象のオーディオイベントをクリックして選択状態にして【@】、「無音部分の検出」を開きます【A】。

無音部分を削除


「無音部分の検出」パネルの「無音部分を削除」にチェックを入れて処理を実行します。

無音部分を削除(2)


無音部分が削除されます。

無音部分を削除(3)


2. イベントを動かしにくくなるので要注意

視覚的には分かりやすくなります。でも、削除の境界はスナップを意識したものではないため、削除後のイベントの移動はスナップをオフにした状態で行わざるを得ないと思います。
作業工程上のどのタイミングでこの機能を使うかは考慮する必要がありそうです。

 イベントを動かしにくくなる


3. 結局は手で削除したほうが良い!?

「無音部分の検出」パネルには様々なオプションがありますが、なかなか思うように切れない場合が多いと思います。
あまり細かく分割されても扱いにくいでしょうし、先にも触れましたが、削除後にイベントの位置を変更する場合は思うように動かせません。
ハサミと消しゴムを使って手で削除したほうがかゆいところに手が届く場合も多いと思います。この機能を使う場合は割り切りが必要だと思います。