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頭出ししたパラデータを一括で書き出す(インプレイスレンダリング) - Cubase

〔初回掲載: 2021.1.18、最終更新: 2021.1.18

ここでは Cubase の機能であるインプレイスレンダリング (Render in Place)を使って、各トラックの曲の先頭から始まるオーディオファイルを一括で書き出す方法を示します。

このページは下記の内容で構成します。



1. 書き出し前の状態

下の画像は5つのインストゥルメント・トラックで構成する楽曲のサンプルです。このサンプル曲の各トラックのパラデータ(オーディオファイル)を一括で書き出します。

元のトラック構成


2. 各トラックをそれぞれ1つのオーディオファイルに書き出す

通常のインプレイスレンダリングでは、書き出し対象とするイベントを選択したうえでインプレイスレンダリングの設定パネルを開き、必要な設定を施したうえで実行します。

設定その1


3. 書き出し結果(頭出しされてない状態)

インプレイスレンダリングでは書き出し開始位置が選択したイベントの先頭になるため、下の画像のようにオーディオファイルの先頭位置がバラバラになります。

結果その1


4. 頭出しされるように空のイベントを書き込む

そこで各トラックの先頭にペンツールでイベントを書き込みます。中身は空のままで構いません。

設定その2


5. 書き出し結果(頭出しされた状態)

この状態で先ほどと同じようにすべてのイベントを選択してインプレスレンダリングを行うと、下の画像のように先頭の揃ったオーディオファイルを作成する事ができます。
あとは該当するオーディオファイルをプール("Audio"フォルダー)からコピーすればOKです。

結果その2


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