ときおりYahoo知恵袋でも話題に上る、あの赤いオーディオインタフェース買ってみました。 一部では定番とも呼ばれるUSBオーディオインタフェースです。
〔2021.10.24 新規掲載、2021.10.24 最終更新〕
少し前から、これまで10年ほど愛用してきたオーディオインタフェースの調子が徐々に悪くなり、 とうとう制作に支障をきたすようになったため、とりいそぎ調達することにしたものです。
実はかねてから次期オーディオインタフェースと目星をつけていた機種がまだ市場に出回っておらず、 コロナ下の外出自粛/ステイホームや半導体工場火災のあおりもあってのオーディオインタフェース品薄(8月下旬のお話です)によって、 いつ手に入るかが一向に見えてこない為、最低限の機能の機器をすぐに手に入る商品群の中から選ぶことにしました。
当初はスタインバーグ社のUR22Cが良いかと思ってましたが、前述の品薄のこともあり、 たまたま店頭に普通に置いてあったのがこのFocusrite Scarlett 2i2と他1機種だったわけです。 で、どうせ繋ぎなので安くて小さい方を選びました。
実はYahoo知恵袋の"DTM"カテゴリでは「買ったはいいけどどうすればいいかわからない」というような質問(相談?)が多く上がっていたのは承知していたので、 どんなにわかりにくいのかを実際に試してみようか、という気持ちもありました。
で、なにやらいっぱいバンドルされてるようですが、これは「繋ぎ」なので、 のちに転売するかもしれないし、余計なものは一切インストールせずにドライバーのような必要最小限のものの導入で済ませることにしました。
付属の日本語マニュアルは割とちゃんとした内容ですが、書かれたままではなく、最低限必要案ものを入れるとなると、今一つハッキリしない内容になってると思いました。 DTM機器の経験のない人にはカスタムインストールは難しいんでじゃないかなあ。
結論としてはFocusriteのサイトからFocusrite ControlというソフトをダウンロードしてインストールするだけでScarlett 2i2単体の機能をフルに使えるようになります。 途中でユーザー登録を求められますが、これはやらなくても大丈夫です。
DAW(Cubase)の設定もごく普通で(これは当然ですね)、すぐに使えるようになりました。
最初に音を聴いたときの正直な印象は「ちょっと音が甘いかな」という感じ。まろやかというか優しいというか、悪く言えば「気持ちボヤけた、こもり気味の音」みたいな感じ。 「2万円だし、繋ぎだからいいいや」と思ったもののすぐに慣れてしまい、全く気にならなくなりました。人は慣れるものです。
バッファサイズは128で使用しています。レイテンシーはまあバッファサイズに依存するのでしょうけど、優秀です。 何も問題ありません。
購入したのは8月下旬。すでに2か月使ってみましたが何も問題ありません。 繋ぎだったはずだけど、「こんなもんでいいんじゃないかなあ」と思いはじめている今日この頃であります。たぶん問題が生じるまでこれをメインで使っていくと思います。
サンプリングファクターが違うプロジェクトを読み込んだり、サンプリングレートを変えたりすると画面右下にインフォメーションが出ます。 ちょっとウルさい気もするけど、まあ設定が変わったのはわかりやすいのでこれはこれで良いでしょう。これも問題ありません。