1.部品構成と値段
作成にあたって購入した部品を表にまとめました。 これが今回作成したPCの全てです。
分類 | 商品名 | 数量 | 税込み価格 |
OS | Microsoft 【32bit/64bit】 Windows10 HOME | 1 | 16,180 |
CPU | Intel Core i5 8500 BOX (3.00GHz 6core/6thread) |
1 | 23,314 |
CPUクーラー | CPU同梱品を利用のため購入せず | - | - |
マザーボード | ASUS PRIME Z390-P (Z390 1151 ATX) | 1 | 12,587 |
メモリ(32GB) | ADATA AD4U2666316G19-D (DDR4 PC4-21300 16GB2枚組) |
1 | 12,870 |
SSD(500G×2) | Western Digital WD BLUE 3D NAND WDS50 | 2 | 13,980 |
グラフィックボード | CPUのグラフィック機能利用のため装着せず | - | - |
DVDドライブ | 日立LGデータストレージ GH24NSD5.AXJU1 | 1 | 1,936 |
電源 | 玄人志向 KRPW-AK750W/88+ (750W) | 1 | 6,917 |
PCケース(ミドルタワー) | Thermaltake CA-1J5-00M1WN-01 (Versa H26アクリルパネルATXブラック) |
1 | 4,158 |
送料 | キャンペーン利用のため無料 | 0 | |
- | - | 計 | 91,942 |
これらの部品はすべてドスパラ(https://www.dospara.co.jp/)のネット通販で調達しました。
2.利用局面ごとの使用感
本格利用を始めてから2か月が経過しましたが、Windows10に対する戸惑いはあるものの、パフォーマンス的には特に問題ありません。 また逆に旧号機と比べると大きなパフォーマンスアップを実感できるのは限られた利用局面になっています。 利用局面ごとの使用感をまとめてみます。
PCの起動とシャットダウン
- 初めてのSSDということもあり、圧倒的な速さを実感します。満足です。
DAW(Cubase Pro 10.5)の起動
- 若干速くなったかもしれないが、それほどでもない印象です。
ソフト音源の音色ローディング
- 普段あまりサイズの大きなプリセットを持つソフト音源を使用していないためか、それほど速くなった実感はありません。
ミキシング模索時
- 今のところメモリにも余裕があり、CPUのフォーマンス不足も感じない。
- リアルタイム処理にはまだまだ余裕がある印象。
- ちなみに当方では通常は48kHz、24bitサンプリングでDAWを利用しています。
レンダリング、2MIXの書き出し、マスタリング時の書き出し
- バッチ処理では特に早くなった印象はなく、タスクメーターで見る限りではCPU利用率はほぼ100%。
- コアごとの利用率もほぼ均等に100%になるため、コアのムダなくCPUがボトルネックになっている印象。
- 恐らくCPUのグレードアップが効果的なのはこの局面だと思います。
未確認な点
現時点ではボーカロイド関係のソフトを導入していないため、これを導入した場合のパフィーマンスが少々気になるところ。- 「初音ミクV3」、「巡音ルカV2」および「VOCALOID Editor for CUBASE NEO」を移行。特に問題は認められませんでした。(2020-05-07)。
3.問題点
特になし。
4.今後の課題
メモリサイズがストレージのパフォーマンスがCPUの足を引っ張っている様子もなく、CPUのコア間で処理のばらつきも認められません。 問題点というほどでもないが、次号機ではもう少しコア数は同じ程度で、CPUのグレードはもっと上げても良いと感じています。
【四号機製作中の図 (2019年11月19日)】
製作にあたって参考にした本
- 自作PC自由自在 令和元年度版
- 出版年月日:2019/07/29
- ISBN:9784865457315
- 株式会社英和出版社